ごあいさつ
2013年に富山県で初めて、小児に特化した訪問看護ステーションを開設しました。
理念に「病院を退院した子ども達と家族に安心と信頼を届ける」「病院と在宅の子ども達の架け橋になる」と掲げています。
小児というと年齢層が幅広く疾患も様々ですが、当ステーションは主にNICU退院児のお子さまを中心に訪問を行っています。小さく生まれたお子さまだけではなく、心臓疾患や外科疾患、発達に心配があるお子さまなど様々な疾患を対象としています。
当ステーションのスタッフは小児科、NICU、GCUなどを経験し、病院での治療や看護に精通しています。その専門的な視点で育児の一環である医療的ケアの指導や育児、発達を促す関わりをサポートしております。また随時、病院の主治医や看護師、保健師や保育園、行政と連携を図り、包括的にお子さまやご家族をサポートさせて頂き、医療→福祉→教育へと繋げていくお手伝いをさせて頂いております。
これからもたくさんのご家庭に訪問し、一緒に成長を見守っていきたいと思います。
会社概要
事業所名 | 訪問看護ステーション ままアシスト 富山市指定訪問看護事業所1660190230号 |
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開設日 | 平成25年7月1日 |
設置主体 | 株式会社 髙尾 |
職員数 | 看護師6名 |
利用者数 | 50名 |
推薦メッセージ
訪問看護ステーション
「ままアシスト」と
地域へ寄り添う家庭支援
小児科医になって40数年が経ちます。
研修医時代に新生児医療に関わる機会があり体重が小さく生まれたお子さまや在胎週数に満たないお子さま達の生命予後が医療ケアの発展に伴い改善される現場で母子のみならず家族支援への重要性を痛感しておりました。
高度な医療技術の進歩に伴い継続して医療ケアが必要なお子さま達の長期入院が余儀なくされ家族が地域でケアするといった概念はほとんどありませんでした。
しかし、その後地域で医療ケアを必要とするお子さまが在宅で過ごせるような体制作りやこれに関わる人材育成の必要性が全国的に求められるようになり、約20年前から小児科関係の学会においても座学の小児医療的ケア研修会が開催されるようになり、10年前からは小児在宅実技研修会などの必要性が高まり富山県内においても医師会や小児科医会で小児在宅医療についての話題が取り上げられるようになりました。同じ時期に「ままアシスト」が開設されその後行政の研修会や地域への啓発事業など含めてこの10年間一緒に関わらせていただきました。
現在、少子化や核家族化など多くの課題がありどのようなインフラが最重要課題はわかりませんが、健やかに子ども達の成長発達を支援するためには同時に母子、家族含めた地域支援が必要であります。
今後、訪問看護ステーション「ままアシスト」の活動の場は益々多様性をもって広く求められることになるかと思いますが、是非新しい視点で我々の医療現場への刺激を期待しております。
八木小児科医院院長
富山大学医学部臨床教授 八木 信一
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在宅での体調管理やケアのポイントなどをわかりやすく教えて頂き、とても助かっています。娘のことはもちろんのこと、私たち家族のことも気にかけて下さり、その名の通りまさに「ままアシスト!」心強い存在です。今後ともよろしくお願いします。
(10歳児・重症心身障害児・医療的ケアあり) -
訪問の時間は娘も楽しくうれしい時間だと思います。スタッフの方々も楽しんでくださっていつも笑顔・笑い声。とても可愛がってくださりありがとうございます。美人で頑張り屋さんのおねえさんにおかげさまで成長しております。
(2歳児・遺伝子疾患・医療的ケアあり) -
第一子で分からないことも多く、加えて疾患があり心配や不安だらけでした。そのため、ままアシストさんの存在がとても心強かったです。病状や健康管理の相談はもちろん、心身の発達を促す遊びなどを教えてもらって助かっています。おかげで、うつ伏せも上手になり絵本も好きです。
(1歳児・先天性心疾患・医療的ケアあり) -
不安いっぱいの双子育児でしたが、定期的に来ていただけるだけで安心できました。子供の体重に合ったミルクの量、離乳食を教えていただけて良かったです。
(1歳児・双胎・医療的ケアなし)