病院を退院したお子さまの支援として、平成25年7月に「訪問看護ステーション　ままアシスト」を開設しました。お子さまの成長と発達を見守りながら支援していく、小児専門の訪問看護ステーションです。
「ままアシスト」はその名の通り、医療ケアが必要なお子さまだけでなく、そのお母様を支えることをとても大切にしています。医療ケアの有無に関わらず、ご両親がお子さまに対して行うことは育児そのもので、自宅での医療ケアは「育児の一環」です。その育児を通してご両親やご家族がお子さまに愛情をしっかりと伝えられるようお手伝いさせて頂きます。

ステーション開設にあたり、温かく支援してくださる多くの関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。皆様から愛され頼りにされるステーションを目指し、努力してまいりますので、よろしくお願い致します。

訪問看護ステーション　ままアシスト
所長　　高尾　久子

この度、小児を主とした対象の訪問看護ステーションが富山県で初めて開設されることになりました。
重い病気の子供も、本来は家庭で愛情を持って育てられるべきだと思いますし、それが子供の発育発達にとっても重要です。しかし家庭での医療介護の不安や家族の肉体的精神的負担があり、病院などで長期入院にならざるを得ない場合があります。
このステーションが家族の不安を和らげ、病児の自宅での生活を養育と医療の両面から支える役割が担えることを期待しています。

嶋尾こどもクリニック院長　　嶋尾 智